講師紹介
Kannaプロフィール
子育て真最中の専業主婦だった私がヨガと出会ったのは、ほんの偶然の出来事。近所のママ友に「気分転換にどう?」と誘われ「そうね。」と気軽に返事をした所から始まった。
学生、OL時代と身体を動かすのは嫌いではなく、いわゆる体育会系だった私のヨガ初体験。「最近運動していないけど、まぁヨガくらいならいけるでしょ」という気分で向かった。結果は、“惨敗”と言わざるを得ない。身体の固さに愕然、正しい姿勢を維持する事の難しさとつらさに疲弊、呼吸に意識を向けるという慣れない行為に息苦しささえ感じ、終わった後には達成感とは程遠く、敗北感とぐったり感に襲われた。「はたしてコレは身体に良いのか?」「なんなんだ?コレ?」がヨガの感想だったように記憶している。
その後、今に至るまでに沢山のきっかけはあったのだが、おそらく最初の「なんなんだ?コレ?」を知りたいと思ううちに私は、講師になり教室運営をし、あげくの果てには講師仲間と共に多くの人にヨガを広めたいという心境に至るまでになった。だが、不思議な事に続けても続けても「なんなんだ?コレ?」は未だ解決していない。むしろ、知ろうとすればするほど謎は深まってきている気さえする。しかし間違いなく言えるのはヨガの継続が“快適”な毎日に繋がっているという事だ。
人生いろいろ…演歌じゃないけれど、人にはいろいろある。本当にいろいろある。ヨガはその時々のいろいろをイイ感じに“快適”に感じる方法をくれる。言葉で表現するのは非常に難しいが、まさに良い意味での「なんなんだ?コレ?」である。とにかくヨガは頭も身体も心も余計なモノが削ぎ落されてクリアになり、ポジティブでパワフルでハッピーな感覚をくれる。良い事尽くしの運動習慣だと感じた。もう「ヨガとは何なのか」はわからなくても私にとってコレを辞める理由はなくなった。そして2009年、辞めなくてすむように講師資格を取っておこうと決めた。講師であればいつでもどこでもヨガをする事が出来ると考えたからだ。
